今日は、久しぶりに映画を見てきた。
アカデミー賞の作品賞など6部門にノミネートされた映画「アメリカン・スナイパー」という映画だ。
戦争映画は嫌いなジャンルなのだが、クリント・イーストウッドが監督の映画なら、
きっと見て、損をする事はないと思った。
思ったより戦闘シーンが多く、人が殺される場面には怖くて身体が固まってしまった。
この映画は見た後、疲れがどっと出た。
2007年1月に、やはりクリント・イーストウッド監督の戦争映画「硫黄島からの手紙」を見た。
この映画は日本側の立場にたった映画だったので、
戦争で戦う人々の辛さが伝わってきて感動的なシーンも多かった。
私の「映画日記」を読んでみて、忘れかけていた「硫黄島からの手紙」の内容を思いだした。
それよりも驚いた事に2007年は1年間に、
なんと!15本も見ていたのだ。
2014年、2013年は3本しか見ていない。
どうしても見たいと思う映画が無かったのかな?
映画館で見た予告編で見たいな〜と思う映画は
「バードマン」 「博士と彼女のセオリー」
「イミテーションゲーム」 「セッション」など。。
「資料より」
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。
アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で
数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまを見つめる。
ブラッドリー・クーパーが主演を務め、プロデューサーとしても名を連ねている。
戦争とは何かを問うテーマに加え、壮絶な戦闘描写も見もの。
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イラク派遣と帰国を4回も繰り返すクリス・カイル。
帰国しても頭の中は、戦地での事。 安全な母国でも緊張感が一切解けない。
聞こえるはずのない銃声が頭から離れない。
人を何人も殺したクリス・カイル。 それはアメリカの正義だと思っても、辛い人生だ。
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アメリカでは、大ヒット映画となり、興行成績もかなりのものらしい。
イーストウッドが描きたかったのは、戦争が人を蝕んでいく過程だと思った。
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イラク派遣から帰ってきた兵士達は、PTSDに陥り街中で発砲する事件もあるとか。。
クリス・カイルも帰還兵のリハビリの指導をしている最中に銃殺されてしまったのだ。
戦争は、あってはならない事は、分かりきっている。
でも「イスラム国」を、攻撃しないで話し合いだけで解決出来るとは思えない。
世界を、のっとる積もりでいるらしい「イスラム国」を野放しにしたら、恐ろしい事になる。
4月から地上戦に入るとの新聞記事を読んで、戦う兵士の事を思うと、辛くなる。
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