2017年2月26日

南九州大感謝祭4日間(阪急交通社>

霧島神宮 知覧、特攻平和会館 知覧パラダイス
枕崎おさかなセンター 釜蓋神社 番所鼻自然公園

写真の上をクリックすると大きな写真になります。
 
  2017年2月26日(日)    九州 鹿児島     最高気温 14.7℃   
 朝早く、目がさめたので温泉に入った。 朝風呂は気持ちいい〜
 朝食はあまりお腹がすいていなかったので、少しづつお皿に。。
 お粥とサラダが美味しかった〜。 グレープフルーツジュースも。。
 朝いち番に行った観光地は「霧島神宮」
 鹿児島県、屈指のパワースポットとも言われる霧島神宮。
 坂本竜馬とおりょうも新婚旅行で訪れたと言われるパワースポットの神社だ。
 閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、格調高い朱塗りの社殿の
 荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれます。建国神話の主人公である瓊々杵尊
 (ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、創建が6世紀と古い歴史を誇る神社です。
 最初は高千穂峰と火常峰の間にある背門丘に建てられたといいますが、霧島山の
 噴火による焼失と再建を繰り返し、500年以上前に現在の場所に移されました。
 現在の社殿は島津氏第21代当主島津吉貴が、1715年に建立・寄進したものです。
 年間100以上の祭儀が行われ、中でも毎年元旦と2月11日に本殿で奉納される
 九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めています。
 境内にはいると、きれいに掃除が隅々までいき届いる感じで、清潔感がある。
 そして歩いていると厳かな雰囲気が肌で感じられた。
 鳥居を前にして階段を登っていく。
 階段を登ると、鳥居の前の広場にはゴミひとつない。
 地元のボランティアの方が落ち葉ひとつない状態に清掃していた。
 手水舎で手を清めていると、神主さんが、やってきた。
 袴の色が紫色と水色と2色だった。 地位によって違うのかな〜
 本殿の写真を撮った。 うっそうとした木立に囲まれて荘厳さが際立っていた。
 屋根の灰色と緑色、それに赤の色が映えて、素晴らしい〜
 さすが〜 威厳が感じられる歴史ある日本の神宮だと誇らしく思った。
 「大杉のご神木」は高さ35m。樹齢なんと800年。 ここがパワースポット?
 ガイドさんが境内を出ると、木に神様がいるのが分かると教えてくれたのが。。
 木から飛び出している枝? それが手を合わせて立っている姿に見えると言う。
 そう言われれば、頭に烏帽子をかぶっている神様? そんな気がする。(笑)
 ずいぶん、小さな神様だけど、ご利益があるかもと手を合わせてきた。
 国歌の「君が代」の歌詞の中に出てくる石、さざれ石が置かれていた。
 参道を歩いている時、写真を撮りたいと思ったが、人がいて撮れなかったので
 帰りに撮ろう思ったが、次から次へと人が来て誰もいない場面の写真は無理だった。
 バスに乗って、「知覧」へ。。 バスを停めた駐車場から歩いて「特攻平和会館」に向かう。
 公園の様な感じになっていた。 「特攻平和会館」は500円の入場料がかかる。
 希望者だけが中に入った。 悲惨な感じがするからと迷っていたら主人が見たいという。
 特攻隊の出撃基地であった知覧にある史料館。太平洋戦争末期の沖縄戦において、
 特攻という人類史上類例のない作戦で、爆弾を搭載した飛行機もろとも敵艦に
 体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員(特攻隊)の遺品や関係資料を展示している。
 写真、遺書、「日の丸寄せ書」や絶筆などの遺品のほか、実際に使用された戦闘機、
 一式戦闘機の復元模型なども展示され、悲惨な現実を窺い知ることができる。
 国内外から平和学習に訪れる人たちも多く、語り部による解説も行われている。
 中に入るとビデオが流れていた。 20歳前後の若者が命をかけて体当たり攻撃をした
 「特攻隊」の悲惨さが分かる映像だった。 これだけで泣きそうになった。
 遺書が並べられていたので、ひとつひとつ順番に読んでいった。
 お国のために頑張ってくる。 お母さん、自分が死んでも泣かないでくれ。
 また、残った次男には両親、弟、妹を守ってくれとか、死ぬ覚悟の上の言葉。。
 始めは我慢していたが、涙が止まらなくなった。
 でも遺書は読みたいと思った。 もしかしてこの子達は読んで欲しいかもしれないと。。
 いつまで読んでいるの?と主人が。。
 遺書を読むのは諦めて、特攻隊員にせめて美味しい食事をと食べさせていたと云う
 食堂のおばさんのインタビューのビデオを流されていた。
 印象に残った隊員の話しをしていたが、涙が出たのが朝鮮から参加した特攻隊員。
 何故? 日本のために死ななくてならなかったの? 在日朝鮮人なのか?
 最後に「アリラン」の唄を歌ってくれたと。。
 負ける事が分かっているのに、この若者たちを多数、自爆させるなんてと
 指令を出した軍隊の偉いトップの人達に対して怒りが込み上げてきた。
 特攻に出る前の数日間、過ごす「三角兵舎」を見に行った。
 窓のない半分は土の中にうまっている。
 中に入ると板の間が。。端には粗末な布団がたたまれていた。
 寒々しい住まい、悲しすぎる最後の暮らし。 いたたまれない気持ちになった。
 慰霊の灯篭がたくさん、たくさん建っていた。
 辛い気持ちで見て歩いた。  
 「知覧パラダイス」。 オプションで頼んでおいた昼食を食べたが。。
 なんか食欲もなく、炊き込みご飯はほとんど残した。
 主人は、美味しそうに全部、食べていたけどね。
 老眼を持っていなかった主人は、遺書をひとつも読んでいなかったからかも。。


2017年2月26日 続き
枕崎おさかなセンター 釜蓋神社 番所鼻自然公園

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  2017年2月26日(日) 続き   九州 鹿児島     最高気温 14.7℃   
 昼食を食べてから向かったのは「枕崎おさかなセンター」。
 観光客向けの市場のような感じで、値段はそれ程、安くはないのが残念!
 海産物を多く扱っている所が小樽にある市場と似ている雰囲気だった。

 次はパワースポットの「釜蓋神社」
 お釜の蓋を頭に乗せて鳥居から歩き、階段をのぼり、拝殿まで行く事が
 出来ると願いがかなうと云われている人気の神社との事。
 挑戦してみると成功! 主人に写真を撮ってと頼み、2回目の挑戦すると。。
 みごと、大きな音をたてて頭から転げ落ちた。 悔しい〜
 さっき、出来たのにと3回目に挑戦した。 みごと成功!
 家族の健康をお願いしてきた。
 写真を見ると、釜蓋からは離れて手を上げているのに、後ろのいる人の
 手が写って、手で押さえているように見えてしまっているのが、ちょっと残念!
 射楯兵主神社(釜蓋神社)
 入り江の岩礁が突き出た所に鎮座する釜蓋神社の御祭神はスサノオノミコト。
 武の神様で厄除け、開運にもご利益があり、芸能人やスポーツ選手も訪れる話題の
 パワースポットです。釜の蓋を頭にのせ、鳥居から拝殿まで落とさずに行くことが
 できれば願いが叶うとも言われています。神社の裏にある大海原と開聞岳を望む
 絶景ポイント「希望の岬」は新しいパワーが湧き、清浄な気を感じられる場所です。

 はるか昔の飛鳥時代に、天智天皇とお妃の大宮姫が大勢のお供を連れて、
 頴娃に住む安東実重中将を訪ねたときのこと、接待のために何十石もの米を
 大きな釜で蒸していると突風が吹き、大きな釜の蓋は、天高く吹き飛ばされ、
 風に運ばれ、大川浦(今の釜蓋神社のある場所)に落ちました。
 驚いた大川の人々は、この釜蓋を拾い神として祀り「釜蓋大明神」と
 呼ぶようになりました。これに、スサノオノミコトを配祀して、
 現在の「釜蓋神社(射楯兵主神社)」となりました。
 現在まで、武の神様として仰がれていて、戦時中は、釜蓋を頭にかぶって参拝すると、
 無事に帰って来られるとして、多数の参拝客が訪れました。最近では、武に限らず、
 スポーツ選手や受験生、闘病中の人、新しく起業する人や、恋愛の成就を願う人、
 宝くじを当てたい人など、“勝負”に勝ちたい人が多く参拝し、ブレスレットのご利益などの
 感謝と喜びの声が、多数寄せられています。
 ツアーの中では成功した人は、5〜6人位だったみたい。
 主人が云うには髪の毛が少ない人は、クッションがないから、難しいって。。
 だから主人は初めから挑戦しなかったんだって。。(笑)
 この神社は海のすぐそばに建てられた風情のある神社。
 最近、パワースポットの口コミでお参りする人が増えたとの事だった。
 次は「番所鼻(ばんどころばな)自然公園」へバスで移動した。
 「番所鼻(ばんどころばな)自然公園」
 日本地図作成のため全国を実測した伊能忠敬が「天下の絶景」と絶賛した景勝地。
 伊能忠敬がここ番所鼻を測量で訪れたのは1810年、66歳の頃でした。
 この地に立つ石碑は、これを記念して昭和31年に建立されたもので、当時の首相
 鳩山一郎氏の書による「伊能忠敬先生絶賛の地」と文字が刻まれています。
 バスで移動する途中、開聞岳と海の素晴らしい景色を車からパチリ!
 公園内に入り、歩道を降りていくと視界が広がって海が目の前に。。
 この風景を見て伊能忠敬が絶賛したのかと納得!
 番所鼻公園から見える海と隣接してる小さい海。 海の池。
 (海の浸食で柔らかい地層部分が空洞化・陥没してできた潮の池)
 その中には「竜宮城への入り口」があったという伝説があるらしい。
 干潮時は歩いてぐるっと回れる「海の上の散歩道」となるが、満潮時は歩けない。
 今は干潮時なので、歩いている人がいた。
 今日は曇っていたので、晴れていればもっと絶景が。。 ネットの写真はここ
 晴れると青い空の色が海に映って青くなる。 曇りだと全てがグレーなのだ。
 伊能忠敬が「日本一の絶景」と絶賛した場所に建つ石碑をパチリ!
 「幸福の鐘(吉鐘)」の下に、ハート型のかわいらしいオブジェがある。
 たつのオトシゴのオスとメスががシッポを絡ませ、ハート型になって求愛する
 ことからこのデザインになったとの事。。
 みんなが鐘を鳴らしていたので、主人も私も鳴らした。
 ・一つ鳴らせば 幸運
 ・二つ鳴らせば 健康
 ・三つ鳴らせば 恋愛成就、夫婦円満
 ・四つ鳴らせば 子宝
 ・五つ鳴らせば 安産  その後、歩いて公園の中にある「タツノオトシゴハウス」へ。。
 「タツノオトシゴハウス」とは  日本で唯一のタツノオトシゴの養殖場があります。
 分類上は魚類でトゲウオ目。 数の減少が深刻な問題で絶滅危惧種として
 保護されているタツノオトシゴ。 養殖を通じて人と海のかかわりを考え、海洋環境への
 取り組み方を研究し、それを広く知らしめることも目的としています。
 山ア賢人さんの「幸せを呼ぶ魚、知っている?」で始まるダイハツキャストのCMに
 鹿児島県の「タツノオトシゴハウス」が登場しました!
 ダイハツは吉本芸人たちとタッグを組み、日本各地に点在するまだ知られていない
 面白いスポットを発掘する「あなたを、日本を、おもしろくプロジェクト」を開催。
 全国60ヶ所を紹介した映像の中から、「神秘の生物を養殖する館」の
 タツノオトシゴハウスが見事グランプリに輝きました。
 「タツノオトシゴハウス」は階段を上って2階にあった。
 可愛い生き物っていうイメージがあったけれど、見ると虫のような動きをするので
 どう見ても可愛くはなかった。 そしたら隣で見ていたおばさんが「気持ち悪い!」と
 叫んだ。 エッそれは、いくらなんでも失礼でしょうとビックリした。
 絶滅しそうになっていた「タツノオトシゴ」を大変な思いをして養殖に成功したのに。。
 でも、ちょっと正直な人なのかもと笑いそうになった。
 目前の海には、「竜の落とし子」が棲んでいます。
 昇竜を連想させるその姿から,しばし「幸運の守り神」とされますが、メスから授かった卵を
 オスのおなかの袋で大切に育てて出産するその珍しい生態や夫婦仲がよいこともあり、
 古くから「竜の落とし子」は安産や子宝など、五つの吉祥ありと伝えられてきました。
 次に向かったのは日本最南端の駅「西大山駅」。
 開聞岳と駅の線路、田舎の風景は、本当に心和む絶景と、嬉しくなった。
 ベストショットの位置で写したいと思うたくさんの他の人たちが順番に並んだ。 
 せっかくなので、1枚づつ写した。 ご夫婦で撮ってあげますかと
 次に並んでいる人が言ってくれたが、あまりにも大人数の人が待っているので
 「ありがとうございます」と言って断った。
 今日のホテルは宮崎県の「指宿いわさきホテル」に5組、12人だけが泊る。
 ランクアップした理由は砂風呂がホテルにあるから。。
 もし、指定のホテルに泊った場合、砂風呂に入りたい人は1080円で、
 マイクロバスでの送迎してもらって砂風呂に入る事が出来るらしい。。
 せっかく砂風呂に入っても、後に外に出てマイクロバスに乗りたくないとの思いで
 6000円を払ってもランクが上のホテルに泊りたかったのだ。
 部屋に入り、置いてあった「砂風呂入浴券」を持って砂風呂に行った。
 受付けで「砂風呂入浴券」を渡し、砂風呂の入り方の説明を受けた。
 砂風呂用の浴衣と浴用タオルと大タオルを渡されて、ロッカールームへ。。
 部屋で着てきた浴衣を脱ぎ、下着も全て脱ぎ、砂風呂用の浴衣に着替えた。
 そして浴用タオルを持って裸足で砂風呂まで歩いた。
 今日は風も強く気温が低いので、プレハブ風の建物の中に砂風呂があった。
 雨が降ったり、風が強い場合以外は、プレハブを取り払うらしい。
 シャベルを持ったおじさんが、砂を少し掘った場所を指差し、頭の下に
 タオルを敷いて砂の上に寝てくださいと。。そして身体に砂をかけてくれた。
 10分から15分位で温泉の効果があるとの説明を受けた。
 サウナが苦手なので心配したが、サウナとは全然違っていた。
 空気は熱くないから、大丈夫!
 身体の下の方からジワジワと温まる感じで、すご〜く気持ちが良かった。
 砂が、けっこう重いなと感じた。 ずっしりと感じる重さだ。
 もう18分がたったので出ようと、手を少しづつ動かしてみた。
 足も動かして砂をどかすようにして、ゆっくりと身体を起こし、立ちあがった。
 出たら、砂がついた身体のまま、浴衣を着たまま、露天風呂の中に。。
 砂を温泉風呂で流してからシャワー室へ行って、洗ってくださいとの事だった。
 シャワー室においてあった浴衣に着替え、大タオルを持って「空中温泉」に入った。
 外を見ると海がみえた。 絶景だわ〜 始めての砂風呂の経験はワクワク!大満足!
 砂蒸し温泉とは
 砂むしは300年もの昔から湯治に訪れる人々に愛され、効用は知る人ぞ知ると
 いったものでしたが、最近になって医学的な説明がなされるようになり、その良さは
 多くの人に知られるようになりました。 鹿児島大学医学部田中教授らの調査に
 よると砂むしに入ると心拍出量が増え、体の深い所の体温が上がるなどたくさんの
 効き目があることが判りました。血液循環を進めることによって老廃物の排出や
 炎症性・発痛性物質を洗い出し、十分な酸素栄養を供給することによって人の体を
 リフレッシュさせます。 入浴前と入浴後に採血した血液を比較しますと、入浴前の
 どす黒い血が鮮やかな赤色になることが、医学調査に基づき検証されています。
 この調査で砂むしの効果は普通の温泉のなんと3〜4倍だと結論づけられました。 
 部屋に戻り、髪にドライヤーをかけてから、夕食会場に出かけた。
 食べたいな〜と思う料理を選んで、お皿に盛りつけ持ってきた。
 ローストビーフが柔らかくて美味しかったので、何回ももらいに行った。
 ケーキは主人が持ってきてくれた。 私はチョコケーキだけ食べた。
 果物とアイスも主人が持ってきてくれた。
 お腹が苦しくなってきたので、苺をひとつとアイスも少しだけ。。
 帰りは、素敵にライトアップされたホテル内を写真に撮りたいからと、
 主人には先に部屋に戻ってもらった。
 ドルフィンが。。そして外にもイルミネーションが。。
 素敵にライトアップされた誰もいない廊下を歩く贅沢なひととき。(笑)
 明るい廊下に出ると屋久杉の切り株の置物が飾ってあった。
 今日は内容の濃い楽しい1日だった。 ぐっすりと眠ってしまいそう〜


2017年2月27日の旅日記

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