2015年7月2日(木) 宇都宮 最高気温25.7℃ | |||||||||
NHK「歴史秘話ヒストリア」 漱石先生と妻と猫 〜『吾輩は猫である』誕生秘話〜』を見た。 「歴史秘話ヒストリア」は、興味のあるものだけを時々、見ていたのだが。。 今回の漱石と妻の物語は、本当に面白くて良質なドラマを見ている気分になった。 (再放送があります。 平成27年 7月 8日(水) 14:05〜14:48 ) あの有名な物語『吾輩は猫である』は漱石と妻の鏡子との生活から生まれた。 生真面目で偏屈な漱石と、おおらかで、太っ腹、漱石がどんな態度に出ても動じない鏡子。 正反対の性格の二人は、けんかを繰り返しながら数々の危機を乗り越えていく。 しかし、やがて漱石は心を病み、夏目家は崩壊の危機に直面する。 そんな夫婦の危機を救ったのは、ある野良猫だった。 「吾輩は猫である」誕生の陰にあった夫婦と一匹の猫の真実のドラマだ。 新発見の手紙など豊富な資料類を織り交ぜながら、偉大な文豪を誕生させた 明治の夫婦愛を、鏡子の目線から「涙あり笑いありの悲喜劇」で紹介している。
|
資料より | エピソード1 結ばれた絆 明治29年、熊本五高の英語教師・夏目金之助(漱石)は中根鏡子と結婚。 偏屈な漱石に鏡子は持ち前の大らかさで向き合います。 ところが流産で心が不安定となる鏡子。自殺未遂まで起こした鏡子が二度と離れないよう、 漱石はお互いの体をひもで結んで眠るように。漱石夫婦の絆の芽生えを描きます。 エピソード2 それでもあなたを支える 2年間のイギリス留学を終え、明治36年に漱石は日本へ帰国。 しかし、鏡子の前に現れた漱石の様子は、まるで別人でした。 被害妄想に取りつかれ、周囲に当たり、ついには鏡子に離婚まで迫ります。 「夫を支えるのは私しかいない」―妻・鏡子の奮闘と夫婦再生への物語。 エピソード3 幸せを呼んだ猫 夏目家の雰囲気は、なおも険悪な状態が続いていました。 そこへある日、 フラリと一匹の野良猫が。。ささくれだった心が、この猫によって落ち着き始めた漱石。 やがて猫から見た夏目家の物語を小説として執筆。この仕事を通じて、漱石は自分を 取り戻していきます。文豪誕生は猫のおかげだった―!? 『漱石の思い出』(夏目鏡子 述/松岡 譲 筆録 文春文庫)を元にして えがかれたドキュメンタリー番組なのだが、まるでドラマのような展開で面白かった。 最近の私は、ドキュメンタリー番組にはまっている。 NHKBSの「世界のドキュメンタリー」 ここ 火曜〜金曜 0時〜0時50分 は、いろいろな国が制作したあらゆるジャンルのドキュメンタリーを、放送している。 イスラム国を扱った「天国には行かせない ISと戦うクルド人女性部隊」は、すごかった。
|
資料より | シリア北部にあるクルド人民兵組織YPGの訓練キャンプを訪れる。 アサド政権下で弾圧されISからも攻撃を受けるクルド人女性たちは、女性蔑視の イスラム過激主義から自分たちを守ろうと兵士になった。 IS戦闘員は女性に命を奪われると天国に行けないと信じているため、 女性兵士を見ると逃げ出すという。捕虜となったISメンバーからは、ドラッグを服用して 戦闘に挑み、銃やナイフを使って数十名を殺したという証言を得る。 イスラム国(IS)戦闘員は、たくさんの敵を殺すと天国に行ける。 天国には7人の処女が待っていて、おもてなしをしてくれる。 その代わり、女性戦士に殺された場合は、天国に行けないと教えられているとか。。 それを信じているイスラム国(IS)戦闘員は、完全に洗脳されているのだ。 だから、クルド人の女性兵士を見ると逃げ出すから、追いかけて殺すと言いきった。 イスラム国(IS)戦闘員は、怖くない、天国には行かせないとインタビューに答えていた。 他に見ているドキュメンタリー番組は 「未来世紀 ジパング」 テレビ東京 (月) 22時〜 は毎週、録画して見ている。 テレビ東京の「カンブリア宮殿」 「和風総本家」 「ガイヤの夜明け」は時々、 「にっぽん 歴史鑑定」BS TBS 「発掘歴史に秘めた恋物語」BSフジも内容によって 録画して見ている。 ドラマよりドラマチックな時もあり、「事実は小説より奇なり」は本当。 |