2015年5月14〜16日
小樽

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  2015年5月14日(木)       小樽  最高気温11.5℃   時々 
 母が1月12日に亡くなってから、始めて小樽に、私ひとりで行く事になった。
 いつもは、主人の運転する車で飛行場に向かうのだが、
 今回は高速バスで行く事にした。 乗換えがないので、ラクちんなのだ。
 渋滞が心配なので、朝8時30分のバスに乗る事にした。
 バスは少しの渋滞はあったが、順調に進み、11時30分頃に着いた。
 だが、飛行場で3時間近くの待ち時間となり、持参のラジオを聞いて過ごした。
 飛行機は、30分近く遅れて出発した。 その後、少し遅れを取り戻したが。。
 機長から千歳空港は、ただいま8度です。衣服に、ご注意をとのアナウンスが。。
 飛行場から飛行機の出口に取り付けられた通路は、暖房がないので寒〜い!
 千歳から快速エアーライナーに乗って小樽まで向かった。
 札幌を出て、小樽に近づくにつれて、外には海が見えてきた。
 海っていいな〜。 すぐに写真を撮りたくなる。
 小樽築港駅まで妹夫婦が車で、迎えにきてくれた。
 妹が夕食の用意をしてくれた。
 ぶりの出生魚、関東ではイナダと呼ばれているものが、北海道ではフクラギと
 呼ばれているらしい。 それに身のふっくらとした帆立。 お刺身は美味しいな〜
 妹が漬けた鮭の粕漬けは、ちょうどいい塩加減で粕の香りがして絶妙な味加減だ。
 今回は市販のローストビーフなのよと妹。 おせち料理に良く作っていたよね。
 それに、小樽が誇る蒲鉾屋の「かま栄」の揚げかまぼこ。
 海に面していない栃木県では、こんな美味しい蒲鉾は売っていないわね。
 サラダとおでんの煮物。
 おでんは明日になると味がしみて美味しいんだけどと妹。  それでも、美味しかったよ。
 遊びに来ていた甥(妹の息子)と4人で、賑やかな夕食を楽しんだ。
 「しぼりたて生ワイン」を、グイグイと飲んだ。 家では、ほとんど飲まない私なのに。。(笑)
 お酒が好きな妹のご主人のために、私が送ったおみやげの日本酒。
 旦那さんは、お酒が入ったせいか、すぐ寝室へ行き寝てしまった。
 その後、妹と甥と3人で話していたが、そのうち甥も寝てしまった。
 私と妹は11時過ぎても、尽きない話しで盛り上がっていた。 何時に寝たのかな〜(笑)



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  2015年5月15日(金)       小樽  最高気温11.7℃  
 小樽滞在2日目。
 今日は、お墓の移転(改葬)の日。
 母が檀家として、お付き合いしているお寺さんの住職さんの体調がすぐれず、
 跡を継ぐ人もいないようなので、お寺はどうなってしまうのだろうとの不安があった。
 その他にも諸々(もろもろ)が事情あり、お墓を移す事になった。
 改葬の手続きは、色々と面倒な事もあったが、妹が全てをやってくれた。
 離れていると、何も手伝う事も、出来ずに申しわけない気持だ。
 天気予報では雨が降るとの事で心配したが、時々青空も見える天気に。。
 おばあちゃんが守ってくれたんだね。
 小樽市奥沢町の墓地は、緑が多く、心癒される風景だった。
 お地蔵さんが祭られていたので、お参りをして手を合わせた。
 ソメイヨシノの桜は、とうに散ってしまっているが、八重桜が今が盛りと咲いていた。
 八重桜は花びらが八重なので、花が大きく見えて豪華だ。
 お線香を焚き、お花を飾り、お供えをして、みんなで手を合わせた。
 父と母、それに姪の3人が眠っている。 涙が出た。 また来るからね。
 妹夫婦、甥、姉、姪と私の6人で記念写真を墓地の管理の人に撮ってもらった。
 6人全員が乗る事が出来るワゴン車を、姪が運転し送迎をしてくれた。
 妹の家に戻り、昼食を食べた。
 姉が持ってきてくれた生ハムと妹が作ってくれた炊き込みごはんと、おでんの煮物。
 生ハムでレタスをくるんで食べた。 生ハムがちょうどいい塩加減になり美味しい〜
 おでんは、しっかりと味が浸みて一段と美味しくなった。
 昼食の後は、昔話しに花が咲いた。 さすが姉が色々な事を覚えていた。
 母の事、父の事、そして私たちの姉妹の事。
 母をふくめて皆、笑い上戸だった。 思い出話しで涙を流す程、大笑いした。
 こんなに笑ったのは久しぶりだねと、ひとり暮らしの姉も楽しそうだった。
 姉たちは、3時過ぎに帰って行った。
 妹夫婦が「小樽朝里クラッセホテル」の温泉に連れて行ってくれた。
 ホテルの前はスキーのゲレンデとリフトの設備が見えた。冬は賑わっているんだろうね。
 お風呂には、思ったより、温泉客がいっぱいだった。
 露天風呂が2つもあった。 今日は晴れていても気温は低く、寒い1日だったが、
 せっかくなので、外に出て2つの露天風呂に入った。
 上の写真は、ホテルのホームページから拝借した露天風呂の写真だ。
 私たち女性は、ゆっくりと、のんびりと入ったので、男性2人(妹の旦那さんと甥)を
 大分待たせてしまったようだった。



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  2015年5月16日(土)       小樽  最高気温13.5℃  
 小樽滞在3日目。
 今日は宇都宮に戻る日だが、夕方の6時過ぎの出発便なので、ゆっくり出来る。
 姪が、おみやげを届けに来てくれた。 また色々な話しで盛り上がった。
 私は宇都宮に住んでいるので、姉、妹、甥、姪などと会う事が出来ないが、
 今回みたいに私が小樽に来れば、皆、集まってくれて、本当に嬉しい〜
 小樽に来ると絶対に寄りたいお店「魚一心」でランチを食べる事になった。
 メニューは、たくさんあるけれど、私は「小樽」セットに、最初から決めていた。
 お寿司6貫と、ざるそばと天ぷらのセット。 始めに、お蕎麦を食べた。
 写真ではお蕎麦が少ないように見えるが、たっぷり1人前はある位の量だ。
 いつも思うのだが、本当に美味しい蕎麦だ。
 天ぷらは海老、白身魚、イカ、ピーマン、茄子とこれも、たっぷりの量だ。
 私が、ご馳走する積もりだったのに、妹がいいから、いいからと会計を済ませてくれた。
 本当に美味しかった〜 ご馳走さまでした。 
 小樽築港発の電車に乗るには時間があったので「ウィングベイ」の中を妹と2人で
 見てまわった。 今日は土曜日なので、コンサートをやっていた。
 その後ろの丸い窓からは、外の景色(ヨットハーバー)が見える。
 洒落た演出の窓だね!! 素晴らしい〜!!
 小樽築港の駅まで、妹が見送ってくれた。
 中国人の観光客が、大きな声で話しながら、改札口の前で2〜30人が待っていた。
 きっと、千歳まで行くのだろうからと、静かな雰囲気で乗りたいと、指定席の券を買った。
 だが、中国人たちは、千歳ではなく、反対方向の小樽行きの電車に乗って行った。
 あら〜、指定席の券でなくても良かったな〜と思ったのだが。。
 次にホームに入ってきた千歳空港行きは、土曜日のせいなのか、満席だった。
 指定席を買っておいて、良かった〜と胸をなでおろした。
 おかげで、ゆったりとリクライニングシートに座っての快適な列車の旅となった。
 1時間7分で千歳空港に着いた。昔は2時間位かかったのに速くなったものだ。
 千歳空港では、いつも「かま栄」の揚げたてパンロールを熱々で食べていたのだが、
 「魚一心」のランチで、お腹がいっぱいで食べられなかった。
 甥がおみやげを買ってと、お小遣いをくれたので、揚げかまぼこを、どっさりと買った。
 おかげさまで、主人も大喜び!  ありがとう〜