2015年3月3日
ホテル8:45→ 道の駅三本木10:00→ マリンパル女川(絶品!鮮魚ショッピング)11:40→
蒲鉾本舗高政(絶品!蒲鉾ショッピング)12:20→
海喰亭(店主の目利きで旬のネタを厳選!自慢の味「女川丼」ご膳の昼食)13:10→
 国宝大崎八幡宮参拝15:20 


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  2015年3月3日(木)       宮城県女川   国宝大崎八幡宮      のち  
 「ツアー2日目」
 朝、5時頃に目が覚めた。
 温泉は24時間、入浴可能との事だったが、布団の中で6時まで待って入りにいった。
 温泉に5,6人の人が温泉に浸かっていた。 早起きの人が多いね。 
 朝食はバイキングだった。
 今日の昼食が女川で海鮮丼なので、あまり食べてしまうと美味しく食べられないと
 思い、加減した。 とろろとシラスと大根おろし、五穀米のおかゆが美味しかった〜
 女川町の津波の被害の大きさ
 死亡率=(死者数+不明者数)/(死者数+不明者数+避難者数)×100としたとき、
 東日本大震災で最も高い死亡率となったのが女川町の55.9%だった。
 女川町が甚大な被害であったことを物語っている。
 津波の高さは20mにも達したため山間の集落までもが全壊の被害となったのである。
 女川まで向かうバスの中から雪のない田園風景をパチリ!
 同じ宮城県でも雪がないのにはビックリ〜
 まず、最初に寄ったところは「マリンパル女川おさかな市場」に。。
 津波で、被害を受けた以前の場所から内陸に4km移動し、2011年10月にオープン。
 女川港に水揚げされた生鮮魚介類と水産加工品を販売している。
 私は生のかれいと干し海老を買ってきた。 たくさん買っていた人もいた。
 次に寄ったのは「高政」という蒲鉾やさん。
 津波被害の後、新しく建て替えたお店で、清潔感のあるきれいな店舗だった。
 たくさんの試食が出来て、主人も嬉しそうに食べていたが、あまり食べると、
 お昼の海鮮丼が食べられなくなると途中で加減していた。
 ここでも、3種類の揚げかまぼこを3袋、買ってきた。
 今日の昼食は「ステイイン 鈴家」のレストラン「海喰亭」での海鮮丼だ。
 まぐろ、ぶり、海老、帆立とひも、タコ、イカ、くじらなど。。
 その朝に入荷した魚介類を、おかみが選んで丼の中身に。。新鮮で美味しかった〜
 でも、私は楽しみにしていたウニが入っていなかったので、ちょっと残念!
 その代わりに食べた事のないくじらのお刺身が。。 臭みもなく抵抗はなかった。
 見た目がまぐろに、そっくりだったが 私はまぐろの方が美味しいと思った。
 食べ終わってから、レストランのバルコニーに出てみた。
 市街地を一望出来る高台にあるので、素晴らしい景色。 カメラでパチリ!
 バスで海岸線を走り、最後の観光地「国宝大崎八幡宮」へ
 八幡宮の駐車場に停まったバスから降りると、目の前に鳥居が見えた。
 鳥居の「八幡宮」の八という字を、よく見ると大きいハトと小さいハトが向き合って
 「八」の字を作っている。 これはハトが八幡宮の御使いであることに由来。
 バスガイドさんが教えてくれた。
 本殿の前にいたボランティアのおじいさんが「大崎八幡宮」の説明をしてくれた。
 国宝大崎八幡宮本殿は絢爛豪華な安土桃山の文化を伝えている。
 鎌倉後期頃から様々な意匠を施すようになった。 注意深く観察すると
 雲形、象、牡丹、菊などを見つけることが出来る。
 この八幡宮の正面に二つの木鼻は象をかたどっている。
 ツアーの中のひとりの人が、日光東照宮と色使いが似ているねと言った。
 そしたら、ボランティアの人が、大崎八幡宮をの方が先に建造されている。
 その当時、きらびやかな神社が流行っていたという事らしい。 調べてみると
 大崎八幡宮が1607年 日光東照宮が1617年の4月に社殿が完成した。
 大都市仙台に、静まりかえったおごそかな神社があるとは知らなかった。
 緑濃い杉木立を歩いていると、パワーをもらえる感じがした。
 「大崎八幡宮」の観光が終わり、バスに戻り、宇都宮へ出発。
 途中、1ヶ所サービスエリアでトイレ休憩をして、無事宇都宮に戻ってきた。
 武子車庫の駐車場で自分の車に乗りかえ、我が家に着いたのは夜の8時頃だった。
 今回のツアーは歩く距離が短いため、そしてバスの座席が、ひとりがけで
 広々と、ゆったりだったおかげなのか、全然疲れを感じなかった。
 関東バスのツアーだったので、あまり期待はしていなかったのだが、楽しかった。
 女性の添乗員さんもバスガイドさんも、親切で面白くて大変いい人だった。
 主人は、美味しい物を、たくさん食べる事が出来て大満足だったみたい。
 来年も同じツアーがあったら、また行きたいな〜と言っていた。
 「国宝大崎八幡宮」資料より
 昭和27年国宝指定。慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建されました。
 権現造(石の間造)の典型で、本殿・石の間・拝殿が一体となっています。
 入母屋造(いりもやづくり)、こけら葺で、正面に千鳥破風を付け、向拝(こうはい)には
 見事な軒唐破風(のきからはふ)を付けています。
 石の間の格天井(ごうてんじょう)には、多数の草花や薬草が描かれています。
 内外とも漆塗(うるしぬり)・胡粉(ごふん)下地に彩色を施し、彫刻・金具に飾られ、
 絢爛たる雰囲気を表しています。桃山建築の傑作です。
 長床が国の重要文化財に、石鳥居が県の重要文化財に指定されています。
 1月14日の「松焚祭(どんと祭)」(仙台市指定無形民俗文化財)では、松飾りや
 古いお札を焚き上げて新年の無病息災・商売繁盛を願うが、この時行われる
 「裸まいり」は全国的に有名です。また、毎年9月14・15日には例大祭が行われ、
 9月14日夕刻には能神楽(県指定無形民俗文化財)が、9月15日には大神輿が
 近隣町内を練り歩き、流鏑馬神事(やぶさめしんじ)が境内で行われます。